夕張で、、ここを見学&こんなお食事♬ 

そろそろ積もる雪が降りそうですね。。

夕張市石炭博物館11/7から冬期休館に入りました。
期間中、たくさんの皆さまにご来館いただき誠にありがとうございました。厚く御礼申し上げます。
なお、20名様以上の団体については受付いたしますので、ご希望日の1ヶ月前までにお問い合わせ下さいませ(降雪その他の理由によりご希望に添えない場合もございます)
こちらをご参照ください→夕張市石炭博物館HP
今後も変わらぬご支援ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。


さて、
石炭博物館は休館ですが、夕張でこちらの見学はいかがでしょう?
ご紹介するのは…
「夕張シューパロダム」
すぐ近くで見る事ができると、ご存じでしょうか??
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これからのお出かけには天気予報を気にしながら…になりますが、今ならまだ大丈夫かも?!

この夕張シューパロダムは、5つの役割があるそう
「治水」を目的とした、洪水調節流水の正常な機能の維持
「利水」を目的とした、かんがい用水、上水道、発電

ダムの役割は、生活に欠かせないものです。

このシューパロダムを間近で見学する事ができて、総合管理事務所へ行くと、ダムについて学ぶ事ができますよ!(ダムカードももらえます)

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ダムの高さは110.6m
人造湖としては朱鞠内湖に次いで、日本で第2位の湛水面積(ダム湖の広さ)、15.0k㎡

知っているようで知らない…、シューパロダムの特徴や、周辺の魅力が再発見できます。


ちなみに…
かつて155m上流には大夕張ダムがありましたが、H26年度にシューパロダムが完成したので、今は水没しています。大夕張炭鉱で働く人たちの暮らしがあった鹿島地区や、世界的にも珍しい造りの「三弦橋」という鉄道橋も、同じく、沈んでいます。。→2014年3月15日ブログ記事

夕張に特別な思いのある方はとても多いと思います…

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※先月、インフラツーリズム視察検討会に参加させていただき、特別に現地でダムの管理をされている方のご案内で内部見学しました!!
インフラツーリズムを行う旅行会社や団体はまだ少ないですが、インフラが地域固有の観光資源ともなり、通常見られない場所を特別に見学できたり、現地ガイドさんが素晴らしかったり、何より、勉強になるし…、本当におすすめです


シューパロダムの紹介をさせていただきましたが、今後の大雪や、融雪による雪崩の危険性があるなどの場合は、通行止めになる可能性がありますので、管理時事務所へ辿り着けなくなるようです。
行くなら、今この時期か、来年春が良いかと思いますが、、気になる方は、事前に調べてから行く事をおすすめします!!

お問い合わせは、夕張川ダム総合管理事務所 TEL0123-55-5151



さてさて、
大夕張方面へ向かう前のお食事に、こんなお店はいかがでしょうか??
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清陵町にある「バロン」
地元のファンも多いお店とのこと

ん?スナック?男酌??…炭焼き??
ちょっと入店を戸惑うかもしれませんが…
ぜひ入ってみてください!!
広い店内に一瞬、驚き…、定食屋さん風の多彩なメニューにほっとする〜


夕張といえば「カレーそば」
炭鉄港めしとされていますが、、

あえて「カレーラーメン」
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カレーラーメンにも味噌味と醤油味が。
栗山の人気ラーメン店の味噌がベースだそうで、「やみつきになる美味しさ」と言われているそう!
あ、、ほんとに、これはまた食べたくなる味。


そして、
あえて「焼きそば」
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アツアツ、もちもち、しっかりした濃い目の、ガッツリ働く人が好みそうな味!(しかもご飯付き)これも本当に美味しいので、ぜひ食べてみて〜

いやいやこれはきっと、どれを選んでも美味しいだろうなと思います!

バロン:夕張市清水沢清陵町62 TEL0123-59-7640 ※日曜定休


夕張には知られざる…が、まだまだありそうですね

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チャレンジャー滝川へ 特別展示~石油ヲ造レ~ 

以前から(ちょっと難しそうだけど)気になっていた人造石油
特別展示を開催してる!ということで・・・滝川へ!

滝川市美術自然史館で行われている「石油ヲ造レ」を見てきました。

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1942年に滝川で初めて人造石油が作られてから80年の節目の年。
東洋一の人造石油滝川工場に関する貴重な資料や写真を見ることができました

のちに社長となる三井物産石炭部長だった渡邊四郎氏は人造石油滝川工場設立の始まりの人物。

ドイツへ渡りフィッシャー・トロプシュ法の研究から工場の土地取得、工員社宅に関することなど渡邊氏の強い思いが伝わるお話がたくさん紹介されていました

展示会場入り口にもあった社歌の作詞もされています。(会場内には社歌が流れています
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原料となるのは石炭
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最初に作られた研究所で実際に使っていた器具も見ることができました。
全国から若い優秀な技術者が滝川工場に集まったそうです。
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武田化学薬品の文字が残っています。
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1942年12月に初めて工場で作られた貴重な人造石油。残っているんですね
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1939年に始まった建設工事、多い時には1日4000人もの人が作業に!
ボーリングや産油後も続いた建設の様子です。人力・・・凄いです
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高級ディーゼルは『くろゆり』、灯油は『こざくら』
ラベルが渋い~
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そして、こちらのジオラマ!!
元教諭の方が作成したものですが・・・
素晴らしかったです
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なんとも細かい!もちろん触れてはいけないのですが、思わず前のめりになって見入ってしまいました
石炭列車が可愛いサイズ!!いかに広大な土地だったのかよくわかります。
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変電所もありました!
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欠かせない石炭は貯炭場に。
石炭クレーン頑張ってます!!
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事業案内は字体もデザインも素敵
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工場閉鎖後の解体の様子です。
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工場設立に伴い、優秀な技術者、多くの従業員が滝川に集まり1945年の人口は24000人以上!
泉町の豊滝神社の奥には人石記念塔があります。
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土台や囲んでいるレンガもコークス炉解体の際に出た耐火レンガだそうです。

自然史館で小冊子も購入できます
展示をみた後も読み返してゆっくり楽しめました
(なんと100円!)
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お楽しみご飯は髙田屋さんへ
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岡持ちが並んでいます。色んな種類があるんですね~
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佇まいに惹かれ、偶然入ったのですが日本一のチャップ丼!?
ラーメンやオムライスも気になりますがやはり日本一を頂きます!
せっかくなので目玉のせチャップ丼
濃いめのたれにご飯が進みます
美味しかった~
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特別展は8月21日までです!ぜひ滝川市美術自然史館へ!
チャップ丼もぜひ!

チャレンジャーでした


7月18日砂川SAで地域PRイベント! 

週末は3連休の方も多いかと思います。

道央道を使ってドライブ〜の皆さま!!
最終日の18日、砂川サービスエリア(上り・札幌方面)へちょっと寄ってみてください!

こんなイベントが開催されます
砂川SAから地域の魅力を発信!
「北海道ハイウェイShow Area」
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ご当地グルメや地域の特産品販売、PRなどのブースがあり、NPOも出展します!!

NPOでは、定番のお菓子(石炭かりんとう、三冠王、塊炭飴、万字炭山、美流渡、炭鉄港モンターニュ)、炭鉄港ピンバッチ、グリュックアウフステッカーなどのグッズを販売します

イベント全体としては先着150名に風船プレゼント500円以上お買い上げの方先着300名に花の苗プレゼント、お子さまには数量限定でクワガタをプレゼント
クイズラリーにお楽しみ抽選会も!!

砂川SAを通るお出かけの方、ぜひぜひお立ち寄りください

場所:砂川サービスエリア(上り・札幌方面)
日時:7月18日(月祝)
時間:11:00〜17:00

お車の運転はどうぞご安全に!!
お待ちしております


マオイ文学台と・・・ 

栗山から長沼方面、長沼スキー場へ抜ける途中にあるマオイ文学台を見てきました。

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恥ずかしながら存在を知らず、偶然に『マオイ文学台→』の看板を見つけて・・・なのですが

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この先に何があるの?とちょっと不安になりながら車を進めると・・・

広がる平野の景色、樽前山から手稲山まで見渡せます!この日はちょっと曇り空でした

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岩見沢市志文出身の辻村もと子さんは「馬追原野」で第一回樋口一葉賞を受賞。

長沼の開拓当初の物語で父の直四郎さんがモデルとなっています。

石碑に刻まれている一文だけでも冬の開拓の厳しさと、その中でも希望をもち開墾に取り組む姿が浮かぶようです。

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改めて調べると馬追原野は高いもので3万近いお値段が・・・い、いつか読んでみたいと思います!


道の駅 マオイの丘公園もリニューアルされ、レストランも大変にぎわっていました!展望台からも石狩平野を一望できるそうです!あまりの賑わいにどちらも行きませんでしたが・・・


文学台と合わせて見る景色・・・また思いがこもり雄大さが身に染みてきます。

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長沼スポットはびっくりするほど新しいお店がたくさんありました。

その中でも思わず吸い込まれてしまった「セブンキャッツカフェ」

その名の通り、猫カフェです。五匹の猫がお出迎え~

(おやつ以外はそっぽ向かれてますが、これもまた良し

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猫慣れしていなく、イマイチ猫じゃらしも使いこなせなかったのですが優しい店主さんが教えてくれました。

こちらの景色も最高

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文学と癒しの長沼・・・またゆっくり回ります!!


チャレンジャーでした







岩見沢に保存されているSL 

岩見沢市内のみなみ公園に2輌の蒸気機関車(SL)が保存されています。
こちらは今年1月の写真↓
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ブルーシートに包まれ、「機関車は冬眠中です」と書かれたプレートが貼ってありました
このSLは、D5147号機C57144号機。どちらも岩見沢近郊を走っていた蒸気機関車です。


NPOへ寄贈していただいた画像を探してみたら、現役で活躍していたC57144がありました

寄贈写真
こちら、萩野駅で停車中の1枚。

齊藤さんより岩見沢駅のSL
こちら、岩見沢駅構内を走る1枚。

C57144は、室蘭本線で使用されていたそうです。
迫力あって、かっこいいですね。
今の時代でこのような蒸気機関車が走っていたら、音や煙や…すごい注目を浴びますね

※D5147とわかる写真は見つけられませんでした〜💦


岩見沢はかつて「鉄道のまち」と呼ばれ、石炭輸送の中継地として発展してきた歴史があります。

そして…
石炭産業の衰退とともに…
昭和50年には旅客輸送を終えたSL。
岩見沢市は「鉄道のまち」の歴史を伝えるのに欠かせないSLの借受を国鉄に陳情し、その結果2輌の貸し付けが認められ、昭和52年「はぎぞの公園」に置かれる事になり、翌年にはまちの歴史と伝統を後世に引き継ごう…と、国鉄職員、岩見沢機関区、OBの方を中心に「岩見沢市SL保存会」が設立されました。

SLは、はぎぞの公園内の利根別川の改修工事のため、昭和57年、みなみ公園に移設され現在に至ります。

黒く輝く大きな蒸気機関車が保存されているみなみ公園。
子ども達や全国のSLファンも訪れる場所となっているのは、岩見沢市SL保存会の皆さまが、清掃やシート掛け作業などの保存整備をずっと続けてこられているおかげです


そんな今…
SL保存会が高齢化による会員減少で人手が足りず悩んでいるそう…
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※北海道新聞空知版より

当初260人いたSL保存会会員が、現在は22人となり、平均年齢は76歳だそうです。
このような団体や活動を継続していくには、新しい協力者が必要ですね…。

5月20日午後1時から、車体に油を塗る作業を行うとの事。
興味を持つ方お手伝いしたいなと思われた方は、ぜひご連絡を…!!
お問い合わせは、中村さん 0126-23-0508 まで、お願いいたします。