チャレンジャー滝川へ 特別展示~石油ヲ造レ~
以前から(ちょっと難しそうだけど)気になっていた人造石油。
特別展示を開催してる!ということで・・・滝川へ!

1942年に滝川で初めて人造石油が作られてから80年の節目の年。
東洋一の人造石油滝川工場に関する貴重な資料や写真を見ることができました

のちに社長となる三井物産石炭部長だった渡邊四郎氏は人造石油滝川工場設立の始まりの人物。
ドイツへ渡りフィッシャー・トロプシュ法の研究から工場の土地取得、工員社宅に関することなど渡邊氏の強い思いが伝わるお話がたくさん紹介されていました

展示会場入り口にもあった社歌の作詞もされています。(会場内には社歌が流れています
)

原料となるのは石炭。
最初に作られた研究所で実際に使っていた器具も見ることができました。
全国から若い優秀な技術者が滝川工場に集まったそうです。
武田化学薬品の文字が残っています。
1942年12月に初めて工場で作られた貴重な人造石油。残っているんですね

1939年に始まった建設工事、多い時には1日4000人もの人が作業に!
ボーリングや産油後も続いた建設の様子です。人力
・・・凄いです


高級ディーゼルは『くろゆり』、灯油は『こざくら』
ラベルが渋い~

そして、こちらのジオラマ!!
元教諭の方が作成したものですが・・・
素晴らしかったです

なんとも細かい!もちろん触れてはいけないのですが、思わず前のめりになって見入ってしまいました

石炭列車が可愛いサイズ!!いかに広大な土地だったのかよくわかります。
変電所もありました!
欠かせない石炭は貯炭場に。
石炭クレーン頑張ってます!!
事業案内は字体もデザインも素敵

工場閉鎖後の解体の様子です。

工場設立に伴い、優秀な技術者、多くの従業員が滝川に集まり1945年の人口は24000人以上!
泉町の豊滝神社の奥には人石記念塔があります。
土台や囲んでいるレンガもコークス炉解体の際に出た耐火レンガだそうです。
自然史館で小冊子も購入できます

展示をみた後も読み返してゆっくり楽しめました

(なんと100円!)
お楽しみご飯は髙田屋さんへ

岡持ちが並んでいます。色んな種類があるんですね~

佇まいに惹かれ、偶然入ったのですが日本一のチャップ丼!?
ラーメンやオムライスも気になりますがやはり日本一を頂きます!
せっかくなので目玉のせチャップ丼!
濃いめのたれにご飯が進みます

美味しかった~



特別展は8月21日までです!ぜひ滝川市美術自然史館へ!
チャップ丼もぜひ!

チャレンジャーでした

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