【室蘭】 歴史ウォーキング&インタビュー座談会+150人文字
11月23日(木祝)、室蘭で開催されたイベントについてご報告します
主催は「むろらん100年建造物保存活用会」による、歴史連続講演会・体感企画!!
まずは、むろらん入江地区の鉄道・石炭時代の歴史遺産探検ウォーキングです
空知で採炭され、鉄道により室蘭へ運ばれてきた石炭は、入江地区にあった港から道外へ船で輸送されていきました。
まさに炭鉄港の繋がりです。
その周辺を巡るまち歩き!!
さて、集合場所は旧室蘭駅。
どのくらいのひとが集まるのかと思ったら…
受付には室蘭市民の方を中心に続々と…
参加者は、運営側関係者を入れると100名近くいらっしゃいました!!
室蘭市民の方の関心度が非常に高い
ウォーキングの前には皆さまにご協力頂いて…、
並んで並んで~
150の人文字を作りました!!
※この様子はNHKでテレビ放送もされたようです。
皆さま、ご協力ありがとうございました
では、ここからがまち歩きです!!
人数が多いので2班に分けて、それぞれガイド役の方と一緒に説明を聞きながら歩きます。
この辺り…
北炭(北海道炭鉱汽船)専用の石炭積出施設があった場所。
古い写真も紹介してくださいました。
北炭マークが目立っています
もともと海だった、入江臨海公園を歩きます。
様々な石碑が建っているのですが、そのうちひとつの文学碑の隣にこのような案内版が…
「……室蘭・横浜間の石炭運搬船 万字丸が…」
おぉ~!!北炭万字炭鉱の名前からの万字丸なのでしょうね!!
万字丸ってついていたとは…さすが北炭!!
こちらにはケプロンの顕彰碑!!
現在のフェリーターミナル辺りにあった、旧国鉄カーダンパー。
石炭を積んだ貨車を入れて、貨車ごとくるんと回転させて中の石炭を落とします。
公園内にあるトイレは、高架桟橋風のデザインでおしゃれ
そして、仏坂トンネルへ!!
こちらについては当日配布頂いた資料をぜひご覧ください↓↓
ウォーキングの後は、
いま明らかになる旧三菱合資会社室蘭出張所、
「日本石炭・配炭公団 戦前戦中の石炭の記憶」とした、インタビュー座談会
始まるまでにちょっと時間がありましたので、同じ会場で開催されている「日本製鋼所創立110周年記念所蔵作品展」も見学してきました
こちらは明治42年、伊藤博文が書いたもの!!
多くの政府の要人が日本製鋼所を訪れていたのですね。
どれだけ重要な場所であったかという事がよくわかります。
これは…??
「社章マンホール(初代社章)」
他にも、鉱山風景の油絵やブロンズ像、掛け軸など、見入ってしまう作品が数多くありました。
※この作品展は11/26で終了しています。
そして、旧三菱合資会社室蘭出張所の、日本石炭・配炭公団で働いていらした
堀田繁雄氏の講演が始まりました…
敷地内には、鉄道管理部、倶楽部・三楽寮、石炭分析棟、
本事務所の1階には事業課、2階には総務課があり…
近くに艦砲射撃で爆弾の落ちた場所があり、敷地内まで土が飛んできたそう。
敷地内に防空壕もあったとか…
堀田さんの証言と記憶により、解明された事がいろいろあるようです
まだまだ、その先のお話、を聞いてみたいです!!
その後、ちょうど室蘭へ視察にいらしていた「炭鉄港議員連盟」の方々が合流されました。
「赤平から来ました、芦別から来ました…」という言葉に、
堀田さんは「ヤマもとからお客さんが来るとは…。町名が聞けて懐かしい。」と仰っていました
議員連盟の皆さまからのご挨拶、各市町での取り組みをご紹介され…
和やかなひと時を過ごしました…
すみません、私OLはこの辺りでタイムリミットのため、途中退席させて頂きました💦
ですが、この後も会場は大盛り上がりだったようです
そのうち堀田さんを空知にお招きして、さらに深いところのお話も聞ければと思います。
企画されたむろらん100年建造物活用保存会の皆さま、大変お世話になりました。
これからもどうぞよろしくお願い致します
(OLでした)
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