⑤炭鉄港の【炭鉱】北炭幾春別炭鉱 錦立坑櫓 

今回は、「北炭幾春別炭鉱 錦立坑櫓」について紹介します

三笠市にあった幾春別炭鉱は、明治18年に政府が開発に着手した、歴史のある炭鉱です!!
明治22年に幌内炭鉱と幌内鉄道の払下げを受けた北海道炭礦鉄道会社が、ここ幾春別炭鉱の本格的な採炭を始めました。

北海道に現存する最古の立坑櫓が、大正8年に建てられたこの「錦立坑櫓」です。

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※2010年、春の様子

高さは約10メートル、深さ約214メートル。
このころは周辺の整備はほとんどしていなかったので、草をかき分けてやっとたどり着く…といった感じです

よ~く見ると、柱の鋼材には「八幡製鉄所」の刻印があるものも!!
北炭の社章は現在、新しいものに変えられています。

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立坑の横にはレンガ造りの巻揚室があります!
自然が緑を取り戻していく…!!

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以前は内部に入ることもできました。

巻揚室からさらに奥へ行くと、同じようなレンガ造りの変電所もあります。


遊歩道から立坑櫓に向わず、川の方へ降りると、錦立坑と繋がっていた錦坑口も見る事ができます。

錦坑口 (800x589)

立坑から積み替えた石炭を出した水平坑口で、ここから博物館周辺にあった選炭場へ運ばれていきました。
レンガが5層になってアーチ状に組まれてる、重厚な坑口です


炭層は急傾斜で薄く、採炭は難しかったようです。
昭和28年に採掘を中止し、昭和32年に桂沢ダムの建設、自然発火などの事情から閉山となりました。
閉山が早かったので、ここで働いていたという炭鉱マンからのお話を聞く事は、ほとんどありません…

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立坑、巻揚室、変電所、坑口、が、同じ場所で、ほぼ同じ時期に建てられたものが見れるというのは、珍しい
ぜひこちらも訪れていただきたい場所です

現在は、「三笠ジオパーク」のジオサイトの一つとなっていて、歩きやすく&わかりやすく整備されています。
→ こちら

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