万字線沿いの炭鉄港を子供達と見学 ① 

この時期…学校からの「炭鉄港」を学ぶ総合学習やフィールドワークの依頼が多くあります。
毎年継続して依頼を受ける学校もありますが、初めての学校も増えてきました。
講演会、講習会、新聞、テレビなど…、各地・各方面で「炭鉄港」を広げていただき、そこからさらに広がっていく…という事ですね。

多くの方に興味を持っていただきたいですが、特に地元の子供達に知ってもらう事はとても大切だと思います!
今日のブログでは市外の学校から依頼の、岩見沢の「万字線沿いの炭鉄港」を巡るバス見学を紹介します!※若干写真を加工しています。


北炭の鉄道工場であったJRレールセンターからスタートです。
20210922三笠小1
炭鉄港関連施設がたくさん残る三笠の方が見応えありますが…?という話を事前にさせていただきましたが、三笠と岩見沢の関係性や、それぞれのまちの特色、現在の状態の比較をなどを見せたいという意味合いがあるようでした。


上志文駅跡を車窓して、朝日駅へ。
万字線が開通した大正3年当時には、この地区の石炭採炭が中止状態だったために設置されていなかった朝日駅。その後採炭が再開され、入植者も増えてきたので大正8年に開業されました。
20210922三笠小2
時間に余裕のあるコース設定!!
普段は閉めている駅舎ですが、地元の方にお願いして開けていただき、ゆっくり見る事ができました。ありがとうございました


20210922三笠小3
三笠には鉄道記念館やクロフォード公園に大きな機関車があるので…「小さいな〜」という声も聞こえました。そうですね〜。これは小樽築港で貨車の入れ替えに使っていた車輌なのでね〜。


20210922三笠小4
朝日坑口へも。
ここは本坑へ向かう連絡坑口。

朝日炭鉱の炭質はというと…極めて硬い!そうで、発破採炭だったそう。
朝日の石炭は一般炭。6600カロリーの特中塊や特粉が全体の約67%を占め、朝日炭鉱の特中塊は家庭や事務所などで貯炭式ストーブに最適。特粉は工場ボイラーや家庭用粉炭ストーブに最適だったそうです


この後は、万字地区へ。
一番の目的は万字ズリ山登山…!!
20210922三笠小5
万字炭山森林公園へは、大型バスが通るのは難しい時期があり(枝や葉っぱが伸びて生い茂り…)、下車してから約300m歩きます。


まずは各自お弁当を食べて、その後ズリ山へ向かいます。
20210922三笠小6
…が、途中から雨が降ってきてしまい…

せっかく来たのだからと、途中まで登る事に。
20210922三笠小7
傘をさして傾斜を進むのはちょっと大変…

頂上までへの中間地点には「休憩所」があり、そこのすぐ近くにはこんなレンガの建物が…
202109ズリ1
この北炭系炭鉱会社のこの造りから、、変電所ではないかと思われます。道道38号線沿いの近くにある開閉所から見える壁だけ残っている変電所よりも前に使われていたものでは…?と推測されます。変電所として使わなくなった後は、別の用途で使用されていたレンガの建物のようです。


本当ならこの先に、↓↓このような直線階段があって頂上まで行けるのですが、、

202109ズリ
※下見で登った日の写真

雨の降り方も強くなってきたので、バスへ戻る事になりました

その後は志文駅を車窓、
下車して岩見沢駅舎内を見学し、
この日の見学会は終了しました。


フィールドワークは天候によって見学場所へ行けずに車窓のみになってしまう事もありますが、窓からの風景、かつての炭鉱の様子、まちの雰囲気は伝わったでしょうか…

来年機会があったらぜひ、万字のズリ山登山にもチャレンジしていただきたいです!!





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