万字線沿いの炭鉄港を子供達と見学 ② 

先日は市外の小学校からの依頼のバスツアーの様子を紹介しましたが、今回は岩見沢市内の中学校からのご依頼の様子を紹介します!

中学校1年生に向けた総合的な、「地域を探求し共生を考える」というテーマのふるさと学習。3年続けて事前講演とフィールドワークのお手伝いをさせていただいております。

実施は9月の予定でしたが、コロナウィルス感染拡大が収まらない時期であったため、10月に延期しての開催でした。


まずは事前講義を行い…
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フィールドワークに向けた予備知識をつけてもらいます!!



さて、1年生4クラス、バス4台それぞれにNPOガイドが乗車します120039800_3581482911882158_924461850116426602_n.jpg
今年も同じメンバーのガイドです!


この日は朝から雨模様…
急遽、最初の見学地を変更、跨線橋とレールセンターの代わりに、岩見沢駅舎内を見学します。
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メタセコイアの前から始めるクラス、駅北口から入り自由通路から始めるクラス、として、近くにならないよう場所をチェンジしながらすすめます。
急な変更にもスムーズに…。それぞれのガイドが周りのクラスと時計をチェックしながらやっています!!


何気ない自由通路でも実際に歩いてみると、見どころ満載!!
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岩見沢駅周辺から、万字線沿いにバスを走らせます!


この日は一日中、雨予報だったのですが、、ラッキーな事に早い時間に雨が上がり、下車見学できました。
朝日駅を見学。そして、炭鉱の坑口へも。
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以前は朝日神社の場所(元々は朝日炭鉱事務所があった)にあった「朝日炭鉱記念碑」ですが、駅のすぐそばに移して行きやすくなりました。
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本当は昭和49年にガス突出事故で亡くなった方への「慰霊碑」としたかったそうですが、事情があって「記念碑」となっているという話を以前聞かせていただいた事がありました…。


ところで…クラスには、ひとりかふたりか、鉄道や炭鉱にすごく詳しい生徒がいるのです!!
私が乗車したクラスには、「お祖父さんが元炭鉱マンだった」という生徒さんがいました。きっとお祖父さんからいろいろな話を聞いて、興味を持ったのでしょうね。「これが石炭だ」と言って、石炭と石とを分けたり、「カナリアを使っていた炭鉱があった」など、周りの生徒さんに説明していましたよ!
他のクラスにも鉄道に詳しい生徒さんがいたとか…。
将来有望!NPOにぜひ…!!


最後は万字地区です。
万字駅のホームは階段を降りた下にありました。
こちらは開設当時、大正3年頃の万字駅の写真↓↓
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北炭が志文から万字間の鉄道敷設を出願し仮免許を受け、大正3年に国鉄万字線軽便線として開通しました。その時の駅は上志文、美流渡、万字(貨物)、万字炭山です。


現在のホーム跡は…
いつも、ジン鍋博物館の溝口館長に草刈りをしていただいているおかげで、昇り降りしやすく安全に見学できます
近年は訪問者も増えているようですね。
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溝口館長によると…
駅舎建物からホームまで36段あり、約6.5m下にホームがあるそう。
かつては構内に転車台があり、先頭で入ってきた動力車を万字で回転させ、車輌列の最後尾に接続して、押しながら終着の万字炭山まで進みました。
転車台は大人4名くらいの人力で軽々回ったそうで、子供達も一緒になって回したそうです♬


そんな想い出話をいくつも聞かせてくれる溝口さんの生家は、万字市街地に最後に残った商店のひとつ「溝口商店」。営業していた時には、鮮魚、食料品、雑貨などを扱っていたそうです
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現在は「ジンギスカン鍋博物館」!!
博物館がオープンしたのは2016年11月11日。
まだ博物館構想をされていた頃の2014年に、当ブログでも「ジンギスカン鍋、募集!」と呼びかけた事がありましたが、その時は所蔵38枚との事でした。それが今の枚数は470枚だとか…すごい!
ジンギスカン鍋博物館をきっかけとして、万字を訪れる方もいらっしゃるようです


万字線沿いの様子をバスで見学し、子供達は何を感じたでしょう…。


学校に帰ってお昼を済ませ、午後はグループでまちめぐり。
マネジメントセンターにも5~6グループが入れ替わり立ち寄り、夕方近くまでわいわい賑やかでした
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この地域の歴史は遠い昔の話ではないからこそ、身近な事として、このまちをもっと知りたい!と感じてくれるといいなと思います。

そして、苦労してまちを築いてきた先人や、家族、周りの人を、敬い、大切にできる気持ちを持てるようになってほしいです…!!






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