チャレンジャー室蘭へ💨 

チャレンジャー今回は炭鉄港ガイド養成講座~室蘭で鐵と鋼を学ぶ~に参加してきた11/23の様子です

現地室蘭や芦別・小樽・三笠・岩見沢からプロガイド、ボランティアガイド、ガイド未経験の方も多く合わせて50名ほどの方が参加されました。炭鉄港ストーリーの魅力を伝えるガイド養成の取り組みですが、興味を持ち街の歴史をより知りたいという皆様の思い・・・素晴らしいですね

空知総合振興局から挨拶、趣旨説明の後はお向かいの川原家具店前へ移動し、たたら製鉄体験へ。
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すでにたたら炉から炎が!
室蘭・登別たたらの会の皆さんが朝早くから準備をしてくれていました。
会代表の元新日本製鉄の石崎さんの楽しいおしゃべりに惹き込まれつつ、木炭と砂鉄を交互に炉にくめて行きます。
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たたら吹き製鉄によって生み出される鉄の塊を鉧(けら)といいます。
(炉内で砂鉄と高温ガスが反応して絞りだされたしずくが固まった物)

炉はお母さんのお腹、鉧は子供なんだよ。だから出来るまで体を冷やしちゃいけないんだ、大事に大事に温めなくちゃダメなんだよ、そうでしょ!?と参加者を巻き込むトークに笑い声が絶えません。

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炎が見えました!!(レンガの上のアルミホイルは焼き芋

市民会館へ戻り前半のセミナーは石崎さんから室蘭の鉄の歴史を。(たたら体験の際と同じ熱量で!)
後半は元日本製鋼所の伏木さんから井上角五郎の話を中心に室蘭が発展してきたお話を聞きました。北炭専務だった井上角五郎の念願であった鉄の製作。室蘭が鉄の街として発展するきっかけとなったその思いや働きを改めて知る伏木さんのお話でした。

昼食タイムを挟み街歩きへ!
アップダウンのあるコースや街歩き中心のコース等、4グループに分かれて出発です。
私は吉岡理事長のコースへ。

1909年の北炭輪西製鉄場の開設を機に企業城下町として賑わった輪西地区。
まずは市民会館と隣接するぷらっとてついちの中を見学。商店街を商業施設の中へ移設、昔ながらの魚屋さんなどが並びます。古い地図もありました。
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外へ出てお向かいへ移動すると、寒い中、一日炉の火を守ってくれている石崎さんが先生!先生!と吉岡理事長を呼び込み、さあ!さあ!先生も!と木炭と砂鉄を投入。
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吉岡の“よ”がついたいい鉧ができるよと威勢の良い声に見送られ街ぶらへ。

川原家具店も奥行きのある大きな作りで、家具の注文もひっきりなしだったことが伺えます。
飲み屋街の間を抜けます(ここ通るのかい??という参加者のつぶやきも・・・
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年期の入った看板、内容にも時代が・・・ぐれん隊!

以前の表通りは、すれ違う際に肩がぶつかりあうほどの人出だったそうです。
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立呑みでもあった寺澤酒店。
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懐かしく可愛いおもちゃがご挨拶

広い歩道に何か所もある大きなくぼみはかつてのバス停の跡。
たくさんの人々がバスを待っていた事がわかります。
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日本製鉄 室蘭製鉄所 正門前。
最盛期は8000人の従業員の方が働いていた入口にある大きな事務所ですが、今は700人ほどに。
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寒さに負けず・・・まだまだ歩きます!
現在は無人の輪西駅へ。
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入口と出口が別々の作りになっていて、いかに乗降客が多かったかを物語っています。

現役のふじとりさん。店構えもなかなかです
(ラーメン やきとり、中はつながっているそうです)
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RA A ME N いいですね~

市民会館へ戻りグループごとに分かれての交流会。
それぞれのグループでの街歩きを通し、個々で感じた事を話し合いました。地域の歴史・昔の盛況・街のこれからをどう伝えていくのか・・・ガイドの大切さを改めて感じました。

最後はたたら製鉄、鉧出しへ!!
(石崎さんの名調子の中)レンガを優しくたたき、炉を崩していきます。
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取り出した鉧を水の中へいれ、一気に冷やします。
真っ赤な鉧を冷やすこの瞬間、水が燃えると表現するそうです(まさに!!)
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朝からを何度も木炭、砂鉄をくめつづけ、6.7㎏の鉄が出来上がりました。
体験では木炭を使用していましたが、製鋼所では空知の質のいい石炭が鉄造りに欠かせなかったことがよくわかりました。
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たたら製鉄体験や街歩きを通し、鉄の街、歴史、室蘭を満喫できた一日でした!
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今日できた鉄を帰りのバスで触らせてもらいました・・・なんだか愛おしく感じます(石崎さんの影響大デス

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