三笠市立博物館&幾春別町へ!
前回は時間の都合で行けなかった三笠市立博物館。
月形に行ったときに楽しかったので、今回もバスで幾春別まで行ってきました!
岩見沢から終点幾春別までは一時間ほど。
幾春別は「北海盆歌」発祥の地、更科食堂前の公園がルーツです。途中の三笠市民会館前の三笠中央公園には約8mの盆踊り櫓が再現されています。
櫓の下、ちょうど日陰になるせいか自転車がたくさんとめられいます。帰りのバスからも公園で遊ぶ子供たちが見えたのですが、やはり自転車は櫓の下でした♪すっかり生活に溶け込んでいる様子がのどかでいいですね(^_-)-☆
終点の幾春別のバス停から三笠市立博物館までは徒歩5分。
意気揚々と進みます。
ここでは化石と三笠市の歴史を学ぶことができます。化石はまた今度ゆっくり・・・
石炭産業の始まりから空知集治監、炭鉱に関する展示も多くありました。
親分子分と仕事や様々なことを助け合った「友子制度」。長い巻物にずらりと続けて名前が書かれています。ヤマでの暮らしを支えあっていたのですね。
幌内炭鉱開発の基本計画の「幌内楳田計画書」を作成した山内提雲が幾春別を調査した際に建立された碑・・・ですが草むらに埋もれていた!そうです。北炭の玉田氏(石碑の字が読み取れませんでした)が発見し、再建したものは博物館外にあります。今の私たちの生活はこのような地道な調査があってこそですね。
炭鉱に関するものはもちろんですが、今では典獄官舎のレンガ煙突しか残っていない空知集治監の展示もあります。幌内炭鉱ではたくさんの囚人が働いていました。
おそらく集治監で作られたものではないかという押印のある煉瓦。月形集治監でも煉瓦工場があり、押印のある煉瓦が樺戸博物館にも展示されていました。
過酷な労働や厳しい寒さでたくさんの囚人が亡くなり、合葬碑が立てられ千人塚と呼ばれています。損傷が激しく新たに復元されていますが、建立当初の碑は博物館にひっそりと展示されていました。
帰り際に気になるポスターが・・・
企画展示には間に合いませんが、福岡県の田川市石炭・歴史博物館、いつか行ってみたいです



あっという間に2時間が経過・・・忘れずに炭鉄港カードと、こちらもありますか?と言われジオカードも一緒にもらいました。
博物館を出て幾春別川、橋を渡って今日は右手に進むとすぐ川向町へ出ます。
昔ながらの住宅街を抜け幾春別橋へ。人も馬もたくさんの往来があった当時を想像しながら橋を渡ります。この橋、とても好きです。
アカダモの木(炭鉱へ働きに来た人が幾春別に来る際に目印とした木)を見ながら幾春別市街地へ戻ります。
公園前の看板を確認し(こんなにたくさんのお店が!)街中を歩いてみます。
更科食堂以外はほとんど変わっています・・・が商店だった面影を残す建物も残っていたりすので昔を想像して歩くのもいいものです

幾春別神社、奥に見える階段を上ります。結構、急



静かな境内に厳かな空気・・・
少し横の道から奔別炭鉱立坑櫓とホッパーも見えました。
階段から幾春別の街並みを一人で味わう贅沢な時間

看板に当時のお祭りの様子がありましたが、たくさんの人が集う場所だったのですね。
ぷらぷら歩きながら元幾春別駅だったバス乗り場へ。
元コンビニ駐車場にある焼き鳥屋さん(売り切れで買えなかった
)の前には猫ちゃんが二匹。立派なお家もありましたよ


コンビニの道路を挟んだ向かいに幾春別では最後になった商店があり、そこでパンを買えました。
幾春別駅跡でデザートのソフトクリームを食べながらバスを待ち、岩見沢行きのバスへ乗り込みました。
三笠では全部で5枚のカードが集まります
周り甲斐がありますね


すでにコンプリートした!という方も多いのではないでしょうか?
先日センターには最後の一枚ですとその場でファイルに収めた方が
たまたま居合わせた皆さんからも拍手が起こりました




私も負けていられませんね~(もらい忘れた月形にいつ行こうか・・・)
チャレンジャーでした

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