ぷらぷら歩き~室蘭線に乗って志文ぷらぷら~ 


先日12月18日の理事会決議により正式に新体制となりましたNPO法人炭鉱の記憶推進事業団。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

10月22日は室蘭線に乗って志文ぷらぷら
大正浪漫万字線の名残にふれる」
ガイドは平野義文さん(新理事長!)

移動は室蘭線に乗って・・・
参加者15名が乗り込み、一両編成の車内が一気に賑やかに!

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志文駅から辻村家へ向かいます。
見えてくる広い敷地の奥に、辻村家の屋敷林が見えます。
ひ、広い~
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美しい原始林がそのまま残された木々の下をくぐり抜けると・・・
この奥に何が???と思ってしまいます

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辻村家のお屋敷が姿を表します。
なんだか神聖な雰囲気・・・

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様々な苦労の末、志文を開拓した辻村直四郎さんが大正2年に建てた邸宅。
父の直四郎をモデルにした「馬追原野」を執筆した辻村もと子さんが育った場所です。
※一般公開はしておりません

現在の辻村家を守るのは「万字炭山」でお馴染み、グランマ・ヨシエの辻村淑恵さん。
広い和室や長い廊下に渡された長い一本の梁・・・大切に管理されているのがわかります。

洋間には辻村もと子さんに関する貴重な資料が展示されています。
入口にさりげなく置かれているのは馬追原野の復刻版。

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辻村家資料研究会の村田先生、黒井氏が丁寧に説明くださりました。
参加の皆さんも歴史を感じる空間を味わい、貴重な資料を目の前にお話にじっくりと耳を傾けました。志文にこのような素晴らしい歴史と文学の記憶が残されていることにひたすら感動のひと時でした。

辻村邸を後にし、万字線の記憶を辿ります
岩見沢から万字へ向かう分岐の駅だった志文駅。
万字線は万字、美流渡、朝日の各炭鉱から積み出した石炭を運んでいました。
万字線の踏切跡。夕張の名も残っています。

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バス停を目指す途中の耕成跨線橋から万字線跡を。
きれいなカーブが残っていますね。

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帰りは岩見沢駅までバス移動。
バスに乗り遅れると徒歩移動ですよ~など冗談交じりに話していましたが
バス停には余裕の到着でした。

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参加の皆さん揃って一気に乗り込み(これもなかなか面白い風景
のんびりバスに揺られてセンターへ戻りました。

志文の歴史、万字線の名残り・・・
これだけ貴重なものが近くにあることを改めて体感することができました。

室蘭線で行く志文ぷらぷらおすすめです
志文駅近くの「きちでん」さんの定食も美味しいですよ~♪
チャレンジャーでした


※そらち炭鉱の記憶マネジメントセンター年末年始は・・・
12月25日㈰16時閉館
1月5日㈭通常通り開館(10時半~17時半)
となります。よろしくお願いいたします。








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