三井砂川炭鉱の貴重な資料
上砂川町にはかつて、三井の砂川炭鉱がありました。
この町に炭鉱会社は三井一社だけだったので、一町一家と言われていたそうです。
始まりは、明治時代に道庁技師の坂市太郎らによって石炭が発見されたと言われています。
その後、大正に入って三井鉱山により開坑され、昭和62年の閉山までの約73年間、採炭していました。
数ある炭鉱の中、北海道で一番の出炭量を誇ったのは、北炭夕張炭鉱…というのは知られていますが…
なんと、二番目が三井砂川炭鉱なのです!!
歴史ある三井砂川炭鉱。
「炭鉱の記憶」を現在に伝える貴重なものはいくつもあります。
町のシンボル、中央立坑。櫓の高さは約68m!!
坑夫の像(後ろ姿)がなんとも凜々しい。
ズリ山、きれいな形です。
上砂川のズリ山は、日本一美しいのではないでしょうか〜

炭鉱で使用されていたトロッコや機械類も外に展示されています。
同じ敷地にはかみすながわ炭鉱館があります。
かみすながわ炭鉱館は10月末までの土・日・祝日とお盆に公開され、上砂川炭鉱にまつわる資料や写真などから歴史を学ぶ事ができます。
とても充実した内容の展示なのに、なんと、入館料無料!!
他にもジオラマや、上砂川の石炭画家として有名な方だった早川李良さんの、コール・レリーフなども見る事ができます。
ぜひ一度お立ち寄りください

三井砂川炭鉱は「水力採炭」の技術が高かった事で知られています。
どんな採炭方法なのか、なんとなく想像はつくけど…
採炭法から、運搬まで…あまりよくわかりませんよね…??
先日、現在は東京在住で三井砂川炭鉱に勤務されていたという方が、マネジメントセンターにお越しになりました。
色々お話しさせていただいた後日…
貴重な映像や資料を送ってくださったのです。
その中に、、
水力採炭の一連の流れを記録されているカラー映像がありました!!これはすごい。。
興味のある方は、お声掛けください!
マネジメントセンター事務所でご覧いただけます。
大変貴重な資料をご寄贈いただき、ありがとうございました。
そして、私たちの活動への応援と期待のお言葉もいただきました。誠に恐縮です…!ありがとうございます。
三井鉱山 砂川鉱業所勤務から、三池鉱業所施設課長もされ、三井鉱山関連会社の社長や顧問など歴任された方です。鉱山保安試験審査会委員や炭鉱関連の講師なども務められているとの事で、炭鉱の事なら何でも教えていただけそうな気がします

今後、何かわからない事などがでてきたら、ぜひご教授願いたいです!
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ところで…
このところ、ブログの更新が滞っており、申し訳ありません‥!!
何やってるの〜??と思われてしまいそうですね

未だバタバタしておりますが、、一歩ずつ、、着実にやっております!
どうか今後ともよろしくお願いいたします。
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