幌内神社の碑 完成式典 

秋晴れの気持ち良い三笠幌内・・・
本日は失われていた幌内神社の拝殿跡に「幌内神社の碑」が完成し式典が行われました。
奇しくも昨日(9月29日)は幌内炭鉱閉山の日・・・
そもそも幌内神社は炭鉱(やま)の安全を守り、炭鉱街の暮らしを守る炭鉱(やま)神社でした。
炭鉱時代はお祭りや大晦日など多くの方が集まった場所・・・
幌内神社お祭りイラスト(縮小)
しかし炭鉱の閉山とともに神社も厳しい状況に・・・(宮司さんが話されていました)


雪の多い幌内では管理されない施設はどんどん破損していきました。
神社もあちこちが傷み、そのたびに地域の方々が修理、補修をしていましたが、2008年には崩壊してしまいました。
20080601幌内神社


その後、地域の方や学生たちで残骸を取り除き、何もない拝殿跡となっていました。
20090806幌内神社


今回、三笠市内のO石材店さんの施工により、50tクレーンという大型機械も駆使し、拝殿跡に白御影石の碑が配置されました。
20100929幌内神社の碑


そして、本日・・・
閉山まで幌内神社におられた山形宮司さんにより神事が行われました。
20100930幌内神社碑神事


元の拝殿跡の基礎部分も残され、過去の記憶がつなぎ止められています。
幌内神社基礎部


幌内の“炭鉱の記憶”を伝える大切な場所が、未来につながるような、
とても素敵な感覚を覚えた一日でした・・・
20100930奥にヤス斉藤
※奥から、おなじみ元幌内炭鉱マンのSさんがビデオ撮影・・・

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